顔にぽつんと一つあるだけで、老けた印象にしてしまうイヤ~な存在 シミ
目指すはシミのない陶器のようなお肌ですが、若い頃に焼きすぎたり紫外線対策を怠っていたのがあだとなって、すでに消えないシミに悩まされている人も多いのではないでしょうか?
シミ対策としてまず頭に浮かぶのが、化粧水などによるスキンケア対策。
その次にエステに通う…などの方法を検討する人が多いと思いますが、外からのケアはもちろんのこと、体の内側からケアしてあげることもとっても重要!
すなわち、食事を変えることで、シミ対策をすることができるんです。
今回は、シミを消したい場合に食べるべきオススメの食べ物をご紹介!
美白効果のある食材を知って、内側から輝くような美肌を手に入れましょう♪
目次
シミを消すには美白から
シミをケアする美白化粧品は、肌を単に白くするというわけではなく、日焼けして黒くなっている皮膚を元の状態に戻したり、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを薄くしたり予防したりすることを意味します。
そのため、いくら美白化粧品を使用したからといって、もともとの皮膚の色よりも白くしたり、できてしまったシミを完全に消すといった効果は含まれていないんです。
これを聞くと、「じゃあ、できてしまったシミは一生このまま?」とガッカリしてしまうと思いますが、美白化粧水などを日々使用してお肌をケアすると同時に、日ごろ口にする食べ物を見直して内側からケアしてあげることで、より紫外線を吸収しにくい体質になり、できてしまったシミ・そばかす・くすみは薄く、そしてこれからできるシミ・そばかす・くすみを予防することができるんです!
美白効果のあるオススメ食べ物
それでは、実際に美白効果を高めることのできる食材とは、どのようなものがあるのでしょうか?
期待できる成分には、以下のようなものがあります。
ビタミンC
シミやそばかすを作るメラニンのもと「チロシナーゼ」の働きを阻害する働きがあるのが、ビタミンCです。
ただ、ビタミンCは水溶性ビタミンのため、水に流れやすく熱に弱い性質があります。
そのため、野菜などは茹でずに食べるのが◎。
柑橘類は比較的たくさんのビタミンCを含んでいますが、「光毒性」といって外出前に口にしたあと紫外線を浴びてしまうと、シミや色素沈着を引き起こしてしまう特性を持っているので、朝ではなく夜食べるのがオススメです。
ビタミンCを多く含む食べ物
レモン・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘類、トマト、パプリカ、アセロラ、キウイフルーツ・柚子・柿・パプリカ・パセリ・ゴーヤ など
ビタミンE
脂溶性のビタミン。
メラニンの沈着を抑えてシミになるのを防いだり、紫外線を防御する働きが期待できます。
また、高い抗酸化作用や血流を促し、肌の代謝を活発にしてくれる働きもあると言われています。
ビタミンEを多く含む食べ物
煎茶、ナッツ類、アボカド、えごまなど
β-カロテン
主に緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンを摂取すると、体に必要な分だけビタミンAに変換され、変換されなかったベータカロテンは、体内で抗酸化物質として働きます。
ビタミンAの働きとしては、
- 新陳代謝を促し、メラニンの沈着を排出させる
- 強い抗酸化力によって、細胞の酸化・老化を防ぐ
- 紫外線によるダメージを軽減する
などがあり、内側から美しく透明感のある健康的な肌づくりをサポートしてくれます。
β-カロテンは、油料理や脂肪分が多い食品などと一緒に食べると吸収が高まります。
β-カロテンを多く含む食べ物
ニンジン、モロヘイヤ[生]、ほうれん草、しそ、春菊、カボチャ、パセリ、大根の葉
L-システイン
L-システインとは、皮膚や爪、髪の毛に含まれているアミノ酸の一種。
代謝を助け、肌のターンオーバーを正常化する働きがあります。
ビタミンCと一緒に摂取することで、メラニン色素の過剰生成を抑え、できてしまっているメラニン色素を無力化する働きも期待できます。
L-システインを多く含む食べ物
大豆、小麦胚芽、蜂蜜など
リコピン
リコピンは、メラニン色素を作りだすチロシナーゼと呼ばれる酵素の働きを抑える働きがあり、シミの予防に効果的。
また、シワやシミの元となり得る活性酸素を除去する作用や、抗酸化力にも優れている成分です。
リコピンを多く含む食べ物
ミニトマト、スイカ、グレープフルーツ、柿、サクランボ、赤パプリカ、ニンジンなど
アスタキサンチン
すぐれた抗酸化作用があり、その抗酸化力はビタミンEの1000倍とも言われるほど。
その高い抗酸化力で活性酸素を除去し、メラニン抑制にも効果を発揮します。
アスタキサンチンを多く含む食べ物
鮭、イクラ、筋子、エビなど
エラグ酸
果物に多く含まれる天然のポリフェノールの一種で、メラニンを黒色化させるチロシナーゼの働きを抑える効果があり、化粧品などのも使われている美白成分。
高い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも◎な成分です。
エラグ酸を多く含む食べ物
イチゴ、ザクロ、ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーなど
日焼けしてしまった後や非常にストレスを感じている時には、体内に活性酸素が大量発生し、それに伴ってメラニン色素が大量に生成されてしまいます。
そのため、日焼け後やストレスを感じている時は特に、上で紹介した食材を意識的に摂ると効果的です。
また、健康的で美しい肌を作るためには、単に上で紹介した食材だけを食べればよいというわけではなく、タンパク質やビタミン、脂質、糖質、ミネラルなどをバランスよく摂取することがとっても大切!
日頃から栄養バランスを考えて献立を立てるようにするとよいですね♪
美白に良くない食べ物
美白に良い食べ物がある一方で、美白の大敵となる成分・食べ物もあることをご存じでしょうか?
ソラレンを含む食べ物
ソラレンとは、さきほど少し記述した、紫外線への感受性を高める性質を持った光毒性物質のこと。
紫外線に反応し、肌を黒くしてしまう作用を持っています。
特に柑橘類の皮の部分に多く含まれていて、食後2時間ほどでその作用はピークになると言われているため、1日中外で遊ぶ日や、朝出掛ける前は以下の食べ物を摂取しすぎない方がよいでしょう。
ソラレンが多く含まれている食べ物
レモン・オレンジ・グレープフルーツ・イチジク・ライム キュウリ・パセリ・セロリ・クロレラ・春菊・三つ葉・しそ…など
砂糖
過剰に摂取すると血流が悪くなり、肌がくすみがちに…。
また、コラーゲンを分解してシワやたるみを招く要因になるとも考えられています。
同じ甘味でも、黒糖はミネラルが豊富で美白に効果的と言われているため、黒糖で代用するとよいかもしれません。
アルコール
アルコールを飲むと、分解する際に発生する活性酸素発生し、これがメラニンを増やす原因に。
また、砂糖と同様にコラーゲンを分解してシワやたるみを招くとも言われています。
砂糖やアルコールは特に、「美白に良くないから…」と全く摂取しないでいると、かえってストレスが溜まって逆効果になってしまう場合も。
いずれにしても、摂りすぎには注意して適度な量の摂取を心掛けてくださいね。
まとめ
今回は、シミに効果的なおすすめ食材と、反対にNG食べ物を詳しく見てきましたが、いかがでしたか?
一般的に美白によいとされる柑橘類も、食べ方を間違ってしまうと逆効果になってしまうなど、正しい知識のもと摂取しないともったいないことになりそうですね。
今化粧品などで一生懸命美白ケアしている人は、それに加えて美白に良い食べ物を上手に取り入れて、内側から輝くような美肌を目指してくださいね♪
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